VBScriptでコマンドライン引数を扱う
VBScriptでは、[WScript.Arguments]を利用することでコマンドラインの情報を取得できる。
引数の数を取得
VBScriptのコマンドライン引数の数を取得するには、[WScript.Arguments.Count]を利用する。
※[WScript.Quit()]でVBScriptで処理終了
引数を必須とする場合、以下のコードで実現できる。
1 2 3 4 | If WScript.Arguments.Count = 0 Then MsgBox "引数を指定してください" WScript.Quit(-1) End If |
引数を1つに指定する場合、以下のコードで実現できる。
1 2 3 4 | If WScript.Arguments.Count <> 1 Then MsgBox "引数を1つだけ指定してください" WScript.Quit(-1) End If |
引数の値を取得
[WScript.Arguments]は配列構造となっている為、添字を指定することで、任意の引数を取得することができる。
1 2 3 4 5 6 7 8 | '引数の数をチェック If WScript.Arguments.Count > 2 Then MsgBox "引数を2つ以上指定してください" WScript.Quit(-1) End If '引数の値を表示 MsgBox "引数1:" & WScript.Arguments(0) MsgBox "引数2:" & WScript.Arguments(1) |
全ての引数の値を取得
ループを利用して、指定された全ての引数を取得することができる。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | '引数の数をチェック If WScript.Arguments.Count = 0 Then MsgBox "引数を指定してください" WScript.Quit(-1) End If '引数の値を表示 For cnt = 0 To WScript.Arguments.Count - 1 MsgBox "引数" & cnt + 1 & ":" & WScript.Arguments(cnt) Next |