EclipseのJava開発環境構築手順(Pleiades All in Oneパッケージ)
EclipseのJava(Servlet)開発環境構築の手順は大きく分けて2つ。
「Pleiades All in Oneパッケージ」(Windowsのみ)を使用する方法と必要なソフトウェアを個別にインストールする方法がある。
今回は、「Pleiades All in Oneパッケージ」を利用した環境構築手順。
「Pleiades All in Oneパッケージ」は、日本語化プラグインやJDK、Tomcatなど必要なものは同梱されており、解凍すればそのまま使用することができる。
なお、今回の環境は以下の通り。
Windows 7 Home Premium SP1(64bit)
Eclipse 4.4 Luna
JDK-7u15
Apache Tomcat 7.0.59
Pleiades All in Oneパッケージのダウンロード
Pleiades公式サイトから目的のバージョンを選択し、ダウンロードする。
Javaの「Full Edition」を選択すると、JDK、Tomcatが同梱されている。
ダウンロードしたZIPファイルを適当なディレクトリに解凍する。
今回は「C:\Pleiades」に解凍した。
JDKの環境変数Path設定
対象バージョンのJavaのbinディレクトリ「C:\Pleiades\java\7\bin」を環境変数Pathに設定する。
EclipseでJDKの設定
「C:\Pleiades\eclipse\eclipse.exe」を実行し、Eclipseを起動する。
起動時Eclipseで作成したファイルを保存する場所(workspace)を聞かれるが変更しない場合は、デフォルトのままでOK。
起動時何度も聞かれたくない場合は、「この選択をデフォルトとして使用し…」にチェックを入れておく。
メニューバーの「ウィンドウ」⇒「設定」を開く。
左側の一覧から「Java」⇒「インストール済みのJRE」を開き、以下の設定を行う。
インストール済みのJRE…ロケーション「C:\Pleiades\java\7」の「java7」にチェック
EclipseでTomcatの設定
メニューバーの「ウィンドウ」⇒「設定」を開く。
左側の一覧から「Tomcat」を開き、以下の設定を行う。
Tomcatバージョン…「バージョン 7.x」を選択
Tomcatホーム…「C:\Pleiades\tomcat\7.0」を設定
左側の一覧から「Tomcat」⇒「JVM設定」を開き、以下の設定を行う。
JRE…「java7」を選択
パースペクティブを開く
最後に、パースペクティブが初期状態では「Java」になっているので、「Java EE」を開く。
メニューバーの「ウィンドウ」⇒「パースペクティブを開く」⇒「その他」で「パースペクティブを開く」を開く。
一覧から「Java EE」を開く。
すると、ツールバー上にTomcatプラグインの「Tomcat起動、停止、再起動」のアイコンが表示される。
Tomcatの起動
「Tomcat起動」のアイコンをクリックすると、Tomcatが起動される。
コンソールビューが開き、「Server start up in #### ms」(####は状況によって違う)と表示されれば、EclipseからTomcatの起動が成功。
ブラウザで「http://localhost:8080/」に接続するとTomcatにアクセス出来る。