Office2013の遅いアニメーションの無効化
Office2013のアニメーションを無効化する手順。
特に目に付くのは、Excelのセル移動や数式の再計算時のアニメーションかと思われる。
オプション等で無効化することが困難であることからレジストリを変更する。
※Office 2013がインストールされていない環境では実行しないこと
アニメーションを無効化する
1.アニメーション無効化用.regファイルの作成
テキストエディタを起動し、以下の内容を記述する(ファイル名を「office-2013-disable-animations.reg」等として保存)。
1 2 3 4 | Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\Graphics] "DisableAnimations"=dword:00000001 |
2.アニメーション無効化用.regファイルの実行
作成した.regファイルをダブルクリックで実行する。
これで、Office 2013のアニメーションが無効化される。
この設定の変更は、次回のOffice製品の起動時から有効になる。
無効化したアニメーションを有効化する
1.アニメーション有効化用.regファイルの作成
テキストエディタを起動し、以下の内容を記述する(ファイル名を「office-2013-enable-animations.reg」等として保存)。
1 2 3 4 | Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\Graphics] "DisableAnimations"=dword:00000000 |
2.アニメーション有効化用.regファイルの実行
作成した.regファイルをダブルクリックで実行する。
レジストリの値を変更する
尚、レジストリを手動で変更することでも無効化、有効化を切り替えることが出来る。
regeditを起動して「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\Graphics」に、「DisableAnimations」というDWORD値「1」を追加することで、アニメーションが無効化される。
ちなみに、「Common」まではインストール直後から存在しているが、「Graphics」キーは存在していないので、右クリックからキーを追加して、「Graphics」という名前にする。そして、「Graphics」の中に「DisableAnimations」を作成する。
また、このDWORD値を「0」にしたり、削除すると、アニメーションは再び有効になる。